2013年01月23日

結果を求めるのではない。洞察を得るのだ!

以前、ワシントンのとある研究所を訪問したことがある。

そこのフェローとランチをとっていた時のこと。これまた、とあるシミュレーション技法について話をしていたのだが、わたくしが「この方法は予測精度としては、かなり低いって批判されてますね・・・」なんてことを偉そうに言ってみたところ、彼は「精度の低さは、方法論が悪いのではない。私の作ったモデルに由来しているのだ。もし、そういう批判があるのならば、方法論ではなく、この私が無能であると答えておいてくれ。」と笑いながら答えてくれた。

そして、次に真剣な顔で、こんな言葉を続けた。「シミュレーションの本質は、何が起きるかをあてることではない。むしろ、その過程を観察し、そこから洞察を導き出すことが重要なのである」

うーん。なるほど。「予測結果」でなく、「洞察」か。なんだかうまく逃げられたような気もするが、今になると、結構深みのある言葉であったような気もする。

ちなみに、この会話シーン。さらっと書いてみたが、実際は10分ぐらいを費やしている。

実は、もっと深い議論があったのか?

いやいや、ひとえに私の語学力のなさが、只々時間を消費させただけのことのである・・・。


posted by 桑原敬幸 at 14:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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